今回は12星座で6番目の星座『おとめ座』!

凛として正しく!土の柔軟宮・おとめ座



12星座はそれぞれエレメント(属性)、クオリティ(性質)、守護星(太陽〜冥王星の10惑星)を持っています。
おとめ座は…

エレメント クオリティ 守護星
柔軟宮 水星



12星座で6番目の星座。誠実で献身的でよく気が利く。
何でもこなせる上に、面倒見も良く人望に厚い星座。
管理能力に優れすぎて、想定外のことには弱い。。。
目立たなくても大事なところはきちんと押さえている立役者。
どんなに散らかった世界も、一冊のノートがあれば全てを把握して管理できる。

サトウコウタ的イラスト解説



1.ナース帽は奉仕と慈愛の精神を表す!
2.きっちりまとめた髪清潔感バッチリ!
3.アンティーク調の椅子格式と誠実さを!
4.ハウスメイドのような服でいつでも仕事ができるモード!
5.背筋を伸ばして美しく!
6.おとめ座の星座記号!
7.コンパクトなカバンの中はいつでも整理整頓できている!
8.ノートに書き込んだことは後に活かすためのデータ!
9.足は品よくキレイに揃えて!
おとめ座は、計画性と分析力が12星座でNo.1!この人にかかればどんな問題も立ち所に解決してしまいます。おとめ座には、他の星座には無い卓越した分析力があり、主観に囚われることなく多方面から正しく物事を観察しようとします。頭の中では測量士さながらに分析され、過去の記憶や経験を生かし「名より得を取る」堅実な性格です。
「乙女」と聞けば、儚くて繊細な女の子をイメージするかもしれませんが、12星座のおとめ座はもっとたくましくて計算高い星座です。
礼儀正しく、周りにもよく気が利いて、状況に応じて自分の役割を見つけ出す縁の下の力持ちのような存在です。おとめ座にとって、所属する団体や社会といったコミュニティは自分の分身のような存在なので、周囲にいる人間全てのことを放っておくことができません。このため、気がつけば所属団体のことを誰よりも把握している人になっていたりします。例えば、職場で新人だったはずの人が、数ヶ月後には新人教育の役を任されていたり。
自分から人を引っ張っていくようなことは得意ではありませんが、その場のリーダーに意見してみたり、はみ出そうとする人に水をさしたりして、密かにコントロール権を握っている小狡いところもあったります。しかし本人には至って悪気はなく、あくまで皆にとって最善と思う判断をして、道を誤らぬように気を配っているだけなのです。人を放っておけない優しさが、行き過ぎると支配的になってしまうのはその賢さが見通す不安感のせいかもしれません。
エレメントは感覚と現実の「土」、クオリティは変化し続ける「柔軟宮」、守護星は知性の星「水星」。風のエレメントを持つ「双子座」に近い性質を持っています。
どんな世界になっても堅実に渡り歩ける万能の星座です。

神話では…

ギリシャ神話では、おとめ座に由来する話は数パターンあるのですが、そのうち一つをご紹介。
遥か昔、まだ神々と人間とが同じ世界で暮らしていた時代がありました。その中の一神”正義と農耕の女神”が人間たちに生活の知恵を授け、諍いが起きれば天秤を用いて善悪を計り、共に同じ土地で平和に暮らしていました。しかし人間たちは徐々に争うようになり、そんな人間の有り様を見て神々は次々と天の世界へと去って行きました。しかしこの女神だけは最後まで人間たちを見捨てずに共に暮らし続けました。やがて人間たちは大きな国に分かれて戦争をするようになります。
もはや善悪の天秤では計ることのできないほど争い続ける人間たちに愛想を尽かして、涙を流し天の世界へ去って行きました。その時の姿が星座となっておとめ座となりました。
このお話にもある通り、おとめ座は集団を取りまとめる役割を自らかって出ています。また”善悪”という概念にとても敏感で、天秤を用いてまで物事をきちんと仕分けようとする正確さと正義感を重んじる星座です。また、他の神々が去っても最後まで見捨てずに残る、慈愛と奉仕の精神を持ち合わせています。自分にも他人にも清廉潔白を求めてしまうため、理想と現実の矛盾によるストレスたるや…。
ところで愛用の「善悪を計る天秤」はどうなったでしょうか?


次回は「てんびん座」です!